もーう凄い！凄い葉書・FAXの量！
良い意味での賛否両論、もちろん賛の方が多いんだけれども、
凄い量で大変な事になっておりまして、そろそろ蹴りをつけたいんで来週ぐらいTODAY・DIVE&DIVE特集にして、
今週はですねその辺には一切触れずに面倒くさいのでもう進めて行こうと思うんですけども。

このTODAYのビデオクリップを録りにロサンゼルスに行って来たんです。
TODAYのビデオクリップと諸々のフォトシューティング、写真を撮りに。
なんと４泊５日というまるで大阪にでもキャンペーンで行っているかのようなスケジュールで行ってきたんですけれども。
全然休みとかが無くて、本当だったら買い物とか欲しいものリストも作ってたんですけど、
なかなかそんな暇も無くてあっという間に帰ってきたんですけれども。

ロサンゼルスはもう何度も行ってるんですけれども
今回はサンタモニカの方に泊まりつつ、撮影はビバリーヒルズにあるダイナーで撮ってきたんです。
ひょっとしたらもうクリップを目にした方も居るかも知れませんけれども、
基本的な背景としては、AIRはそこの50'S調のハイスクールパーティで演奏するバンドって事だけで
そのほかで繰り広げられる王道の50'Sラブコメディという感じになってまして。
僕AIRはただの脇役でして、主役の男女の王道のアメリカングラフィティラブコメディという形になってるんですけどもねえ。
わざと良い意味であえてお約束満載の最高に思ってた通りのものが仕上がったんですけれどもね。
フィルムの質感とか薬品の調合具合によって本当に50'Sのフィルムの中に
何だか一人だけ髪も立ってる東洋人が歌うたってるんですけど。

アメリカ版AIRはオーディションをしまして、そのほかで繰り広げられるストーリーの俳優さん女優さんも
ハイスクールバンドAIRのドラムス・ベーシストも一応オーディションをしまして。
それもピッタリのハマり役の俳優さん達が見つかりまして。
それを仕切る学級委員長タイプの司会役の奴も、もうお前しか居ないガハハーって
皆で大笑いするようなハマり役の配役たちが全て決まって。
すごい早く観てもらいたいんですけどもね。
クリップを見ちゃうとTODAYを聴きながら画が次から次へと浮かんできちゃうっていう
本当に画面と曲とがリンクしてる、すごいナイスな作品になったなあと
改めて実感してる今日この頃なんですけども。

基本的にはそのビデオ撮影とフォトシューティングがあっただけで日程が終わってしまったんで
何かエピソード的な事っていうと、とにかく短期間で大掛かりな
AIR史上初めての良い意味での作り込みをしなければならないって事になって。
ロスに行くのも急に決まったし。
向こうはハリウッドですから、フィルムを録るという事に関して云うならば
何不自由の無いそしてそういうスタッフもいっぱい来てくださったりとかして
すげえ楽しく録れたんですけれども。

配役の人達、特にバンドのメンバーはだいたい同い年位で
ベースのデイビッドは二つ下２３歳と云ってたんですけども。
ランチタイムの時とかそれ以外の時でも、もちろん英語はベラベラ喋れる訳でも何でも無いんで
周りの皆に最初からあんまり英語喋れないからって伝えておけばなんとなく会話は出来るわけで。
そこで色んな話をしたのが、すごく良い体験というか良い時間すごい面白い時間すごい楽しい時間で
どんな今まで行った海外旅行だったりとか、プライベートな海外旅行とか仕事で行った海外先の出来事なんかよりも
すごく一番思い出に残る時間だったりしたんですね。

やっぱり同い年くらいの世代だから、ロック好きなやつが多くて俺もギター弾くってやつが多かったし。
そこでどんなのが好きだ、こんなのが好きだっていう話をしたりとか、
中にはアドレスを交換して、絶対日本じゃ手に入らないパールジャムのブートレッグ盤を送るからとか、
そんな話をしてると、日本のアニメはかなり向こうでも凄い事になってるらしくて
全世界でもやっぱりそうだと思うんだけど、向こうでも「ハーフなんとかかんとからんま」とか云ってて
何だ？何だろう？何だろう？と思ってたら「ああ、らんま1/2ね」とかそういう話してて。
「日本で今一番盛り上がってるのはエヴァンゲリオンだよ」とか話をしたりとかですね。
「僕、ビバリーヒルズ青春白書が大好きなんだけど」って現地で思いっ切り云ってみたら笑われちゃったりとかね。
そういう海外に出てって、その土地に暮らしてる人達と本当にフランクな会話とか溶け込んで会話する事って
ありそうで無い事し、出来そうでなかなか出来ない事だから
そういう時間が僕はすごく楽しかったりとかして、すごく良い雰囲気の中でビデオクリップを録ってきました。
TODAY、これはとにかく早く観てもらいたいなと思ってる次第なんですけれども。

帰ってきて、あー地方から帰ってきたみたいだなーみたいな感覚で次の日うちでごろごろしてたんですけれども。
ごろごろしてたら「恋する惑星」が教育TVで２時位からやっててソファに寝ながら観てたら
あれって思いっ切りママパパの「夢のカリフォルニア」がテーマ曲で、ああーいいなあと思ったりとかしちゃって
この後かけようと思ってるんですけど、ただ単にそれだけなんですけどね。
ぼーっと観ながら思ったのが、結構５本の指に入る好きな映画なんですけども。
よくつまんない雑誌とか色んなところで、最近はさすがに無いですけれども、
話すネタに困ると好きな女の子のタイプは？とか色々訊かれるんだけども、
そこであんまり無いとかって本当に正直に別にタイプなんか無いからと思って
無いって答えてたんですけども。
改めて、ボーっとロスから帰ってきて時差ボケの中でそれを観てたからかもしんないけど。
「恋する惑星」でのフェイウォンは結構実はタイプかもと思ってたりとかして。
別にフェイウォンが好きなんじゃなくて「恋する惑星」の中でのフェイウォンのあのショートカットのスタイルで。
ルックスも含めてあの雰囲気も含めて役も含めて、ああいう感じの子が実は一番タイプかもなーと
ボーっと思いながら、ママパパの「夢のカリフォルニア」も流れてたりして。
それもまた僕にとっては時差ボケの中での良い時間の過ごし方だったなんて思ったりして。
そんな最近の私でしたけれども。