・・・SUB STREAM 970707・・・


よくよく考えてみたら・・・

--「AIRがデビューして1年ですね」お便りを読む

そうなんですね、早くも1年ということで今日はそんなようなことも考えつつ
なんとなく感傷にふけつつ進めていくか、脱線するかっていう感じで聞いてください。

--♪DIVE&DIVE/AIR--

ちょうど1年前に「AIR」というミニアルバムが出て「24 YEARS OLD」なんていう曲を
声高々にリリース、というかその作品の中に入ってて。
でもすぐ8月が来るからすぐ25歳になって、気が付けばもう今年僕はもうすぐ26歳と。
「25 YEARS OLD」って曲が無いなあ、と。
この次「26 YEARS OLD」って曲を作ろうかなと思ってた矢先に。
そうすると25が無いから、でも今26で「25歳」って曲を作るのも何だなあという気もするし。
そういうの続けちゃうとロード第何章みたいにずーっと続けなきゃなんなくなるから
それもまた何だなあと思いながら止めとこうかなと思う今日この頃なんですけど。

でもほんともう随分昔の事のような気がしますね。
あっという間だったんだけど、随分昔の事のような気がするし。
とにかくちょうど1年くらい前まではとにかく頭でっかちになってた自分がやっぱりどっかに居て。
つい最近までというか、DIVE'DIVE'DIVEツアーがあって違う意味で
僕の中でのそういう物の考え方であったり、音楽・・・スタイルも勿論そうだけども
そういう音楽との関わり方の価値観ていうのは日に日に変わって来てる訳で。
でもそれはすごくポジティブな方向に変わって来てる訳なんだけども、皆さんがご承知の通り。

今新曲を作ってるんですが何も出来て無いんですね(笑)
多分、来週か再来週の放送で、早く出来上がったのを聴いてもらいたいんで
マスタリング終わる前の段階という形で是非聴いてもらいたいなあと思ってるんですけど。
頑張る次第であるわけなんですが。

--「某有名プロデューサーと某有名ミュージシャンが、深夜TVで
10数曲あるアルバムの中で捨て曲って何番目に来るの?ああ7曲目くらいかな?という話をしていた。
勿論AIRには捨て曲なんか無いですよね」お便りを読む

当たり前だ、捨て曲なんか1曲もねぇっつーの!っていう。
だからなんだろ、特にシングルを作る時・・・アルバムを作る時もそうだけれども。
シングルってなると1曲ないし2曲でとりあえず今のAIRっていうものを・・・評価は別にどうでもいいんだけれども
表すわけだから、余計ナーバスになるし余計、今こういう気分でこういう事を云いたいし、
こういうスタイルでこういう形で演奏したい歌いたいってのがあるんだけど、
それを1曲の中に封じ込めなきゃなんないっていう作業だから、
ある意味時間がかかってしまう作業・仕事のひとつではあるんですよ。
明確に次の・・・僕だって日々大きくなっていきたいっていうか・・・売れる売れないはどうでもいいんだけど
人としてミュージシャンとして成長して大きくなっていきたいわけだから。
その為に今どういう事どういう形どういう表現をすればっていうのはすごく考える事で。
それを1曲か2曲か3曲かっていうところで表現しなくちゃいけないっていうのは、
すーごく大変な労力なんですよね。

でもそう、だから捨て曲とかって云うミュージシャンも結構居るけど、
アルバムの中で・・・捨て曲って云い方はよくないけど、
本当の意味でしっくり来るのって、やっぱり全部しっくり来るっていうのは難しい事です、って
云う人もすごく多いと思うし、実際あっても良いと思うんだけれども。
1曲を作るという作業はとても大変な作業だから。
でも僕はとにかくその妥協だけは絶対出来ないから、
全部が全部自分が・・・ミュージシャン基本的にはそうだと思うんですけれども、
全部が納得した上でのクオリティでないとお皿にはレコードには出来ないから。
うーん大変ですよ。
ミュージシャンも楽じゃないですよって感じなんですけど。

--「佐野さん渡辺さんのファンレターはどこへ出せばよいの?」お便りを読む

ポリスターの第2事業部あたりにでも送ってください(笑)

--「ライターになるべく勉強中。自分は創造する側ではなくそういう人を取材する側の人間だと。
でも色々見失ってしまった」お便りを読む

でも僕はライターとかは創造する側だと思いますけどね。
取材も勿論からんでくるけどそれを踏まえた上で、思い切り創造する側の人間だと思うんですけどね。
最終的にインタビューってものは僕が喋った事であって、いつも歯がゆく思う事のひとつでもあるんだけれども。
その人の書き手のセンスとか感覚によってとられる印象が全然変わるから、
思い切り創造する側の人ですよ。
インタビュアーの人とかライターの人とか、本当に創造する側の人間だと思います。
僕という人間を取材してもらって、更に文章でそれを自分の感覚で印象なり気持ちを踏まえながら
それとリンクさせなきゃ取材する意味は別に無いと思いますし、
してもらう意味は無いと僕は思うんだけど。
その上で文章という形態をとって伝えてくわけだから思い切り創造する側だし。
それで僕も悩む事があるけど、僕が云ってた事思ってた事と全然何にもこれじゃ伝わんないよって
僕の力が足りなかったせいという場合もあるし、「お前何聞いてたんじゃ」っていうような場合もあるし。
とても大変ですよ、ライターの方。
大変な仕事だと思います。
同じですね、どんな職業でもどんな世界でも同じだと思いますね。
創造する側の人間じゃないという職種は無いと思いますね。

--♪In The Mouth a Desert/PAVEMENT--

--「TVにカメラマンの大森克己さんが出てた。追伸、篠原さんASHのLIVEの時にサインしてくれてありがとう」お便りを読む

何をしてるんですか、あの男は(笑)
何を勘違いしてらっしゃるのですかね(笑)
今までは「俺なんか俺なんか」って、僕が見てる前でたまにそういう女の子とか来ると
「いやー、俺なんか関係ないから」とか云って、僕の居ない所では実はサインをしているんですね(笑)
今日は来てないんで、問い詰めてみようかなと思う次第なんですけれども。

そう、大森克己さんはすごい大好きなカメラマンだし。
この前パルコで個展というか作品展をやってて僕も観にいってすごい良かったんだけど。
たまたまトークイベントがある日で、僕全然知らなくて行ったんだけれども。
大森さんと何か写真の偉い人なんでしょうけど二人くらいの偉そうな写真評論家みたいな人達と・・・
いかにも写真評論家っていうような年をとった二人と
大森さんは相変わらず阪神のキャップかぶってポロシャツいっちょで
何か良いなあと思いながら話を聴いてたんですけど。
そのスペースの為に全部の作品が見れなくて「Very Special Love」の写真集を買おうと思ってるんですけど。
すごく良かったです、僕もすごい好きなカメラマンです。

そう今日は七夕なんですね。
七夕でもあり、AIRもデビューから約1年通過という事もあって。

--「BLITZ良かった、ASHのLIVEも行きました。誕生日は母に感謝する日だと父に教わった」お便りを読む

僕ASHのLIVE、ツアー終わって何日後で体力的につらくて観に行けなくて
後でASHに会ってごめんよと云っておいたんだけど。
そう、ASHと僕はねえ、新しく何かユニットを組む事にしたんで。
それがレコードになるかならないか分からないけど、適当にやってみますんで気長に待ってみてください。

誕生日ね、色々考える事があるけど。
僕もあと2ヶ月後にはもう26か。
26って四捨五入すると30だよなあと思いながら
なるほどね、僕も中堅どころ中堅どころ中堅どころもいいとこ。
だってある意味この世界に入って10年弱になるわけですから。
そうかあ、生き残ってるなあ。
その頃僕がこの世界に足を突っ込んだ頃に居たスタッフというかポリスターレコードの人もそうだし、
その頃デビューしたバンドもそう・・・僕は3回バンド変わってるからアレだけど(笑)
誰ーも本当に居なくなっちゃったから。
誰ーも居ないから、僕は本当にラッキーなスタッフとかラッキー星の下に生まれて、
本当ラッキーだなあと最近つくづくしみじみ思いながら新曲を作っていると。

ギターシミュレーションという機材をまた買って。
鍵盤はちゃんとうまくは弾けないからギターで、ギターシンセということで
色んな音源が、フルートだったりとか三味線の音源が入ってたりだとか、
360種類の音が入ってる、それをギターに取り付けて、
ギターでピアノも弾けるっていうのを買ったんだけど。
そんな事思いながら曲作りしてるとね、
フルートの音でムチャクチャ寂しいフレーズを弾いてたりだとか
単音で弾いてたりとか
「フライド・グリーン・トマト」っていう映画のインストのテーマ曲がムチャクチャ寂しいんだけど
すごいツボにはまって大好きな映画だし大好きなフレーズだったんですけれども。
それを延々と弾いてみたりしながら自分の反省を振り返ってみたりして、
すごい暗い曲になっちゃうんじゃないか、次のシングルはとか思いながら。
でもそれは笑いながらやってるんで皆さん大丈夫です。
もちろん思い切りアッパーでポジティブなものになるのは間違いないので安心してください。

--「LIVE。皆どこか同じ感覚や感性を持ってわーって集まって巨大なエネルギーが生み出されるんですね」お便りを読む

僕もLIVEもそうだし曲作ってる時もそうだし。
とにかく生きてるっつー事?なんていうのかな、
生きてる事における喜怒哀楽であったりとか
歌う騒ぐ泣く、せっかく生きてきたんだから
思いっきり喜怒哀楽ってものを人間らしく発散したい!っていう欲望が最近どんどん湧き上がってるし
それが伝わってくれてると思うし。
お客さんと僕とがリンクしてああいう巨大なエネルギーがLIVE会場であったり
こういうラジオを通してコラボレーションで生まれて。
すごい人間らしくて人間くさいって良いなあと最近常々思ってる次第です。
うん、そう、人間っていいなって。
うう、すげえ何か1年前の自分じゃ絶対こんな事云ってねえような事を
最近じゃバンバン云いますけど。
でも本当にそう思える自分が結構良いよなあと思えたりして。
そんな日々で新曲を作っておりますので、
来週、再来週、いやその次かなー(笑)
分かんないけど、とにかく新曲を近々流したいと思ってますんで、
本当に楽しみにしててください。

--♪Unsaid/starmarket--

--「AIRには硬く狭い価値観を壊せる何かがある」お便りを読む

そうなのだ。
皆ねー泣きたい時は思い切り泣こうぜ。
笑いたい時は思い切り笑って、暴れたい時は思い切り暴れよう。
ということで来週は東京都議選を総括する!AIRが。
ポジティブに物事をぶっ壊して分析していきますから。
ポジティブに行きますから。
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