そんなわけで、さっきから僕のごたくを並べて聞いてもらってるわけですけども(笑)
まあ、結果として自民党が議席を伸ばして順調に50席以上とって
でもって共産党は倍増の議席をとって公明は全員当選で、
新進党は議席がなくなって、民主党は1議席減かなんかだったと思うんだけど。
必ずしも共産党の政策が受け入れられて伸びたっていう事ではまるでないと思うんですね。
自民党に対抗しうる対立軸がもう、「DIVE&DIVE」の詞の世界になっちゃうけども
対立軸が何もないところでこのまま自民党だけが伸びていって、また一党独裁みたいなかたちになって
健全野党が無いっていうのは、本当にこれはもうヤバいぞっていうところから、
一番分かりやすかった共産党にとりあえず投票しとこうっていう
雨宿り的なところは必ずしもあると僕は思うんです。
勿論純粋に支持してる方も居るわけでそれは勿論当たり前の話なんですけども。
今回無党派層の方とか、基本的には保守層の方があまりにも、っていうところで
そっちの方に雨宿り的な部分で投票した部分が僕は絶対多かったと思うし。
だから・・・あ、僕が今回どこの党に入れたかっていうのは公表してもいい事なんだけど
それはするべきことでもないしプライバシーの問題だからいいんですけども。
でも日本のミュージシャンとかって、日本のロック界・ポップミュージック界って
向こうの欧米のポップミュージックシーンとかってみると
よくそうやって僕らが18歳くらいの頃に、デカデカと「皆、労働党に投票しようぜ」とか云って
それがバーンって新聞・大衆紙に載ってたりする事があったりするけれども。
まあ日本のミュージシャンとかそういう事絶対云わないっていうか関心が無いっていうか
ほとんど根っからのパンクな人とかアンダーグラウンドシーンのそういう人達以外は
所謂ポップスター達って絶対云わないのは僕は変だなあ、不思議だなあと思うんですね。
僕の中では、取材でも最近云っているように、
怒り=その手段として・・・そのもっと根底には愛があって、愛=怒りの場合があって、
愛するべきものの為に・・・ものであったり環境であってり人間であったりの為に
とりあえず怒らなきゃっていうところがあって。
僕の中での法則では愛=怒り=・・・結果的にその怒りをちゃんと反映出来る権利っていうか方向っていうのは
自分一人でつじ説法やっても何も変わらないわけで
基本的にはですよ、変えちゃうような人もいるかもしれないけど大きな変化望めるわけじゃないし。
一番手っ取り早くその権利を行使出来るのは選挙や政治だと思うから、
愛=怒り=政治っていう法則が成り立ってるんだけども。
だから国民性とか人種の違いかもしれないけども
僕はだから法則にのっとってロックンロールをやってるんで、ってなると
自然的に政治の話とか雑誌でもラジオでもしちゃうわけなんですよ。
欧米のミュージシャンってのは基本的にマスメディアであったりとか人間性っていうか
ロッカーもポップスターもバンバンバンバンそういう発言をして
バンバン雑誌に載ったりするわけなんですけど。
それが何でこの日本は、大人しいというか意思表示をしないのかなあ
とても不思議に思っている次第なんですけれどもねえ。
で、まあ俺の考える政界再編(笑)
なんでこんな話してるんだろ、一体。
とりあえず今後は都議選の影響って絶対出てくると思うからね。
保保連合なら保保連合ってやつを早くやってもらった方が良いと思うんだ。
結果的に二大政党制が出来るっていうのは、小選挙区制になったわけだからそれの方がわかり易いし
首相公選制にも繋がっていくわけだから、僕は絶対早くそうしてもらいたいんだけれども。
全部が早いとこ分かれて欲しいですね、割れてほしい。
最近は無党派層でも安定を望むっていう人が多いけど、僕はそんなことない。
最終的には勿論安定を望むけれども、とりあえずまだまだ再編・改革・離合集散と云われるけれども
それは過渡期としてしょうがない、でもそろそろいい加減まとめてもらいたいっていうのがあるけど。
だからとりあえず保保連合なら保保連合で、
反保保なら反保保で、自民党がまず割れる。
そこで僕・・・自民党でも僕は好きな政治家とかいっぱい居るし、
例えばそうだなあ、旧宮沢派の人とか基本的には僕の思想と近い。
自民党でも左の方リベラル勢力の人達と、保保連合系の人たちと早いとこ割れてもらって
新進党はどうせぐちゃぐちゃになってなくなっちゃうから、
そこでもう分裂が起きてるわけで旧民社系の人たちと公明系の人たちと新生系の人と。
そこも早いとこ右か左かに分かれて。
で、そこで共産党にも居てもらって、っていうのは今のままでは
共産党は絶対どこにも組みされないから、頭が固いから。
もうちょっと現実路線を歩んでくれれば。
最近ちょっと新しい世代の人、志位さんだっけ?だいぶ柔らかくなってきてるけど
それでもちょっと足りないと思うから。
そういう意味で共産党には居てもらってっていう発言をしたんだけれども。
で、残りの太陽党だとかあるけれども。
早いとこリベラル勢力ともうちょっと保守的な・・・どのみち保守っちゃあ保守なんだけど、
民主リベラル勢力っていうものと生粋の保守勢力っていうものに分かれて欲しいなと思う次第ですよ。
ヨーロッパ圏では、フランスも左翼連合の方が政権っていうか議会の数字を過半数以上取ったり
イギリスでも結局労働党が圧勝したり。
国民性の違いもあってそうやってチェンジチェンジしていける事が僕はすごい羨ましいっていうか、
この時駄目だったから次こっちに入れる、こっち駄目だったからこっちに入れるっていう
体勢が整ってるのがすごく素晴らしいなと思うんだけれども。
こと日本に関してはそういう状況は無い訳だし
今回都議選で共産党が伸びたとしても、やっぱり結局どんどん自民党の数が増えてるわけで
ヨーロッパとは違う時代の流れというか価値観の流れ方が
また国民性・人間性・人種が改めて違うもんだなあと考える次第の今日この頃なんですけれども。
という事で、今日はパンクばっかりですね、シド ヴィシャスが歌っているラモーンズのChinese Rock。
--♪Chinese Rock/Sid Vicious
そう、民主党も早いとこ割れろ。
古臭い社民党のおじさんたちが居るところと鳩山さん菅さんのとこではやっぱ考え方が違う。そう。
感想を楽しみに待っておりますのでジャンジャンFAX・お手紙ください。