僕のガールフレンドが教習所に通っててね、
それで――僕が免許を取ったのは5･6年前なんだけれども――
その頃はまだベビーブームというか子供の数の減少に伴い、
免許を取る人、若者が昔に比べるとどんどん減ってきてるという訳で、
最近は物腰がむちゃむちゃ柔らかいらしいんですね。

僕が行ってた5･6年前はちょうどベビーブームのピークというか前後の頃だったんで、
教官は怖いし講義でも寝てるとバシバシ頭叩く教官とか
本気になって怒る人とか、あとは･･･そう教習所、
教習所ねえ、内田っていう教官が居てね(笑)
内田っていう教官だけは未だに僕は許せないんだけれどもね。
よくよく今になって思えばっていうかその時から思ってたんだけど
とりあえず――おじさんなんだけれども
人に物を教えるっていう事を根本から、君
で、しかも俺はお金を払って免許を取りに来てる、
君たちはそれでもってご飯を食べてる。
ま、それだけじゃないけど、
教習所も公務員ですよね、確かそうだったと思うんだけれども。
それで、君、それかっていう事で大喧嘩になった事があって、
誰のおかげであなた今ご飯食べられてます？って
物腰柔らかなんだけどかなりの剣幕で口論になって
ハンコを自分で押したんだけど、奪い取って(笑)
そういう事があったりしたんだけれどもね。

それはいいとして、そう、ガールフレンドが通ってる教習所でもね、
そういう話をしてたら、今はかなり物腰が柔らかく、
こういう死語連発の学科が耐えられなかったりとかね、
死語たちをメモったりとかしてるらしいんだけど(笑)
「めんごめんご」系とかね、結構未だにあるらしいんですよ。
で、地図で書いて交差点の説明とかする時も
自分の家を描いて「先生の家はこの場所にあってこのくらいで･･･」
「いや、本当はもっと大きいかな、いやこんなに大きいかな」
って消してはどんどん自分の家を大きくしていくっていうようなね、
もう何か俺がその場に居たら拍手すると思うんだけど(笑)
そういう事から何から大変な事になってるらしいんですけど。

でも、学校というものに僕は最近――
義務教育とかじゃなくて大学とか好きな事を学べたりとか
まあ教習所でもそうだけど、そういうのが懐かしいなあと思う今日この頃なので、
良いなあと思って僕も二輪の免許とか取りに行きたいなあと思ってる次第でございます。
内田は居るかなあ。